SSブログ

中々食べきれないお見舞い [健康]

入院中は食べられなかったので退院してから色々お見舞いを頂戴します

二人暮らしなのでやはり食べきれないものがありますが、果物など鮮度が短いものは
なんとかしなくちゃと思いつつも無理するのわけにもいかず

そうだコンポートにしようと、戴いた梨を赤ワインで煮ました

今は私作る人、夫片付ける人という役割分担ができているので
入院前に比べると随分楽になりました

出来たのは
こんな感じ
P1130993 (640x480).jpg
食後のデザートにはぴったりです

贅沢に生クリームでも添えれば
ホテル気分です

取ればいいじゃん と 思っていたけど [健康]

2年前の人間ドックで擬陽性が出た時も
検査なんか色々しないで

癌なんだから

「取ればいいじゃん!」と考えていました

でも、医療の現場では

できるだけ体に負担にならないように

という選択肢を取る様にしている様子がありました

いざ、手術となり 取ってしまった後で わかったことが色々あります

まず、人間の体はそんなに単純なものではないという事

取っておしまいなんてことは無い

取れば、今まであったものが無いだけでなく
取る時に他の臓器を傷つける可能性も排除できず
人によっては生活の質が著しく低下する

若い女性であれば、子供を授からなく可能性もある

抗がん剤を使えば 髪の毛が全部抜けることもある

以前NYで同じ道沿いに暮らしていた日本人女性が乳がんになったときに
「おっぱいを取った時より、髪の毛が全部抜けた時のショックの方が大きかった」
と打ち明けてくれた時 

あることが当たり前の時には気付かないことでも無くなって初めて知る喪失感絶望感のようなもの
があるのだと知りましたし、

手術後数か月から数年してから起きる可能性のある(25パーセントくらいの確率で)
リンパ浮腫という症状は一度起きると完治が難しいという事実も

「取ればいいじゃん」という考えがいかに軽はずみであるかと思い知らされるのでありました

病気や手術に直面しないと分からないことが多いと感じる今日この頃です



劇的に効いた薬 [健康]

昨日病院で処方された止血剤は
劇的な効き目でした

あれほど続いていた出血がピタリと止まった

そのかわり副作用もないわけでは無いらしい

なにしろ血が固まるようにするわけだから
血液をサラサラにするようなお薬を飲んでいる人にはきっと使えないだろうし
ネットで副作用をしらべると嘔吐や下痢などもあるみたい

幸いそんな副作用も今のところでないし
私にはよく効いたみたい

この薬
シミにも効くと医者が言っていました

勿論それは長期間飲んでのお話

私は5日分だから期待はしていない
(でもひそかに頬っぺたのシミ消えると良いなとも思っている)

抗がん剤治療 [健康]

今日は退院して初めての検査でした
そして、摘出した組織の細胞を調べて抗がん剤治療の必要があるかどうか医師の判断を仰ぐ
日でもありました

夫も心配で一緒に行きました

結論からいうと
抗がん剤治療は不要でした

まだ出血するので止血剤を処方された以外は
特に問題はなく

とりあえず、一安心しました
夫も肩の荷が下りたと申しております


抗がん剤治療は吐き気やだるさだけでなくそれを含めた生活の質そのものの低下など
の問題があり、出来れば受けたくないなとは思っておりました。
それでも、生きるためならという覚悟もしていたし、かつらの検索もしておりました

ですから、無罪放免とまでは行かなくても
保護観察処分(主治医がそうのたまわった)のようなものなので
とりあえず良かったなあという感想です

夫のホッとした顔を見て
癌というのは本人より周りの人間に大きなショックを与えるものなのだと実感しました


病院は食べ物の持ち込み禁止だった [健康]

入院中は胃腸系の病気ではないのですが食品の持ち込みは禁止でしたので
(正確には病室には食べ物持ち込み禁止)(各階に設けられたロビーで面会の人がコーヒーを飲んだり子供がお菓子を食べるのは自由)(子供は病室には入れない)
食べたい果物や、甘いクッキーなどは食べられませんでした
お見舞いにと持参できなかった方から退院後クッキーが届けられましたが
大変美味しいものでした

P1130982 (640x480).jpg
(村上開進堂のクッキーです)
実に25種類以上のクッキーが入っており、一つ一つ丁寧に作られていることが分かります
退院後一週間経過してから包みを開け、夫と二人で
お茶の時間の楽しみとなりました

夫といえば
いつもは私が髪の毛を切るのですが
病み上がりで手元が狂うといけないので
先日私が行った1000円(1300円)カットのお店に行ってもらいました

なんと、大変上手に切ってもらい
夫も嬉しかったみたいで
次回 ご指名をしようと名前を尋ねたら

今日は特別本部からのヘルプで来ています

とのことで次回からのご指名はできませんでしたが、
近所の4000円カットより数段上のできばえにビックリ


季節はいつしか移ろい [健康]

当然の事ながら
退院したからと言って普通に何でもしてよいわけでもなく
様子を見ながら家事をすることが多いのですが

今日は体調が悪い

こういう時は不安になるものです
治らないんじゃないかとか
実はとっても悪性だったのではとか

そんな時は寝ているに限る

それでも家には誰も居ないので(夫は出張中)
朝刊を取りに行くと

入院前は殆ど咲かなかった朝顔が
このところ沢山咲いてくれ

P1130956 (480x640).jpgP1130965 (640x480).jpgP1130966 (640x480).jpg


そして入院前はまだ淡い色だったムラサキシキブも
濃く色づいてきた
P1130968 (640x480).jpg

秋なんですね

いざ手術、、、、、テレビドラマとは違うなあ [健康]

よくテレビドラマの中では患者が手術室に向かう時には
ストレッチャーに載せられた患者の横には家族が居て」手でも握りながら
「頑張って!」とか「絶対大丈夫だから!」とか言うのだけれど

私の場合は意識もあり、しっかり歩けるし

「8時半に手術室に向かいますが、歩いて手術室に行っていただきます」

と言われ「?」

最近患者の不安を和らげる効果もあるので歩ける患者は歩いて手術室に向かうという
ケースが増えているそうです

で、私の場合も、手術着(後ろが開いている、硬膜外注射の為に開いている。もちろんお尻は見えないようになっている)に着替えたら
手術室に不安顔の夫(ちなみに、私はイクデーって感じで)と一緒に歩いて行きました

病室は6階でしたが、手術室のある4階までエレベーターで移動し
沢山ある手術室の中でも随分奥の部屋に到着すると

夫に「じゃあね!」と
手を振り 
あっけなく手術室のドアが閉まりました

なんか、イメージと違うなあと感じましたが、
そんな違和感を持つ時間を惜しむかのように

「それでは手術台に乗ってください」といわれ自力で
素直に台に乗り、

仰向けに寝て 無影灯の数を数え
「これから麻酔の為の硬膜外注射をしますから、体を曲げて下さい。膝を抱えるように」
と指示され背中を丸める

痛みも殆ど意識することなく細い管が背中に入り
その後仰向けになるまも無く
 
目が回り

気付いたら手術が終わってお部屋に戻っていた
くらい
なんとあっけない
何にも知らない間にすべて終わっていた

人生初の大きな手術

なんかなあ、、、、




病院の中でお散歩 [健康]

都心の病院でしたから
窓から見えるのは高層ビル
2018090211000001.jpg
ちょっと気分転換するのに

私の病棟のある6階に屋上庭園がありました

C081C6CC-47C5-4807-AE60-46EE6AA2D7BA (457x640).jpg
今の季節は花盛りではありませんが

四角い窓の外のビルを見るだけよりは
なにより外の空気が吸えて気持ちがよいのです

郁子(むべ)もありました
AAAA7A68-7898-4FFF-85C2-2124DBD06BB6 (640x640).jpg
DD6DF4F9-79A2-402E-BEDD-26E4B7497C7D.jpg
ちょっと贅沢な気分です
P1160712 (640x480).jpgP1160723 (480x640).jpg
でも、退院が待ち遠しかったです

入院中の退屈しのぎ [健康]

手術前は別として手術後はベッドの上で過ごすことが殆どですから
テレビを見るか、音楽を聴くか、読書をする
位しかありません

で、入院前に沢山アマゾンで本を買い込み
お見舞いの方に頂戴した本もあるので

ひたすら読書をしました

P1130955 (640x480).jpg


特に佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控」」は入院前の検査待ちの間も何冊も読んでいたので
兎に角続きがよみたくて毎日の消灯時間が恨めしいほどでした

一日一冊のペースでしたから 出張中の夫も出張先で続きの本を探すありさまです
おかげさまで退屈しないで済みました

20センチのお腹の傷 と マイクロポアテープ [健康]

退院前に診察があり、お腹の傷の上に貼ってあった幅4センチ長さ20センチほどのテープを
ベリべりベリ と剥がしました
「え?このまま?」というくらいあっけない処置
消毒も無し

このままシャワー浴びて大丈夫ですから
と言われても心配

その後執刀助手だった女医さんが個室に来て
退院後の傷の手当について説明をもう少し詳しくしてくれました


シャワー浴びた後も何もしなくて大丈夫です
何もしない方がいいのです

ただ、傷の保護といういみで
「マイクロポアテープ」というのを買って
4~5日毎に交換してください

との事だった
むき出しの傷にシャワーが当たるのも防げるし
傷の乾燥し過ぎも防ぐし

良いのかもしれません

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。